脂肪の種類と特徴

query_builder 2023/12/03
コラム
54

体につく脂肪には、落としやすい種類とそうでないものがあります。
果たして、どの部位についた脂肪なら比較的簡単に落とすことができるのでしょうか。
この記事では、脂肪の種類ごとの特徴について解説いたします。

▼脂肪の種類と特徴
体につく脂肪は、大きく分けて3種類あります。

■皮下脂肪
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下の皮下組織に蓄積する脂肪のこと。
全身にまんべんなくつく脂肪で、蓄積するとなかなか落とすのが難しく、男性よりも女性に多くつきやすい脂肪と言われています。
皮下組織の大部分は皮下脂肪であり、脂肪の厚みで外部からの刺激や衝撃を緩和させたり、断熱・保温の役割りを担っているのです。

■内臓脂肪
内臓脂肪とは、胃や腸など、お腹の臓器のまわりにつく脂肪のこと。
食生活の乱れや加齢によって蓄積しやすい脂肪ですが、比較的簡単に落としやすいという特徴があります。
エネルギーを蓄積する貯蔵庫としての役割をもつ他、内臓の配置を維持したり身体機能を調節する働きを担っているのです。

■異所性脂肪
異所性脂肪とは、本来ほとんど脂肪が存在しない肝臓・筋肉・心臓などに蓄積する脂肪のこと。
皮下脂肪や内臓脂肪として収まらなかった脂肪が異所性脂肪として体についてしまいます。
現時点では、異所性脂肪の落とし方の定説はありません。
しかし、脂肪肝は食事制限や運動で改善できるため、同様の方法で異所性脂肪も減少できると考えられています。

▼まとめ
体につく脂肪の種類を落ちやすい順番に並べると、内臓脂肪・異所性脂肪・皮下脂肪となります。
食事制限や運動によって内臓脂肪や異所性脂肪は比較的簡単に落とせるでしょう。
しかし、皮下脂肪はなかなか落ちにくい性質をもつので、溜め込まないよう注意が必要です。

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